5月18日(日) 阿南の飲ませサビキ釣り

久々の飲ませサビキ。


ここでおさらい。

徳島県南の飲ませサビキといえば

季節とともにベイトフィッシュやポイント,釣り方が変わる。

小魚を掛けたら海底付近にそっとおろし,大物が食いつくという

食物連鎖を利用した釣り。

釣りのジャンルとしてはまだまだ新しく

簡単なようで かなり奥が深い釣りでもある。


夏(7〜8月)はベイトがウルメイワシのマダイ狙い

 ポイントは伊島周辺から日和佐沖…去年の釣行より


冬(12月〜1月)はベイトがサバのブリ狙い

 ポイントは 大島から甲浦…今年の釣行より


ここ数年 注目されているのが今の時期(5月)

 ポイントは伊島周辺…去年の釣行より


ツボにはまったときの爆発力(80Lクーラー満タン)と

何が食いつくか分からないワクワク感がこの釣りの魅力である。


5月のパターンとしては冬の飲ませサビキに近いかたち。

本命はブリだが ヒラメも高確率で狙える。



金曜日には80cmのマダイや 60cmのアコウ

土曜日にはメーターオーバーのブリや 95cmのヒラメ と

一発超大物が狙える時期でもある。


とりあえず 今日の目標は ブリ1本と大判ヒラメ1枚 ということで。


今日は一日凪?の予報



漁礁や瀬まわりのポイントを回っていく。


本日のベイトは小アジ



早くも艫でメーターブリが揚がっている。


潮は緩いようで ベイトの付きも悪い。


変なアタリで いやな予感。



マトちゃんだった。


プルプルと小アジが付いて 底周辺で待っていると

竿先のテンションが一瞬抜けて 次の瞬間 一気に竿が舞い込んだ。

青物のアタリ。

久々の手応えなので サイズがよく分からない。

巻き取りにかかった瞬間 竿先が跳ね上がった。

どうやら すっぽ抜けのようだ。


気を取り直して 再び仕掛けを投入。


今度は底でバタバタっと当たって

底をはがすと スイスイ 〜

これはヒラメっぽい。


しかし これがまた途中で針ハズレ。


ヒラメは狭い範囲でかたまっている事が多いので

すぐさま仕掛けを下ろす。


再びバタバタっとヒラメっぽいアタリ。

今度は逃がさない。



裏本命 大判には寸足らずの58cm。



昼になって ようやく本命っぽいアタリと強烈な引き。



本命 ブリにはちょっと寸足らず



76cmとビミョ〜なサイズ。



その後は 深い沈黙




放浪の旅へ…




親父さんの船と連携して食いのいい群れを探す。



ヒラメが立て続けに当たったということで

釣りためていた小アジを付けて落としてみたが



そうそう簡単に釣れるものではない。


漁礁や瀬の小アジが付いているポイントを回って

活性の高い魚を探して回る。



久々に青物のアタリ。

ドラグからラインがズルズル引き出され止まらない。

ラインが止まったと思ったら 漁礁に巻かれてしまった。

ブレイク覚悟でもっと強引にいくべきだったか…



ほどなく 青物のアタリ。

今度は主導権を握られないように寄せにかかる。

しかし ブチッ といやな手応えとともに手応えが消えた。

一番上の12号の枝がチモトから切られていた。


ラインを出せば根に持って行かれ…

ラインを止めたらブチ切られ…


今日一日 バラシまくってしまった。


夕方になって さらにベタ凪に。



あきらめかけていたとき 再びヒット。

3度目の正直か

2度あることは3度あるのか

慎重に寄せて



ようやく2本目。

寸足らず78cm と これも目標には届かない。


気配はプンプンしているのに

ベイトが付いてもなかなか食いつかない。

他の方はポツポツヒットさせては 取りこんでいるというのに



結局 そのまま終了。

伊島をあとに。



釣れなかったことはないが,

バラしまくってしまったので反省点も多い。


みんなでこれだけ。



メジロ〜ブリ 〜103cm まで13匹

ヒラメ 〜70cm まで3匹 など


一応 狙いの魚は釣れたものの どちらも寸足らず。

釣れる魚のサイズが大きいだけに 好釣果と貧果は紙一重。

バラしを減らせるよう 仕掛けやドラグの設定にもっと気をつけないと。




本日の釣果 メジロ 〜78cm 2匹 ヒラメ 58cm